さよなら三月

2017/11/14

わたくし このまま いつまで このまま・・・・

3分おきの列車から人が吐き出される

あらゆるものが渦を巻く 混雑した駅のホーム

ピンを刺された紺色の制服

ああ、駅員だけが動けない・・・!

駅員 いまだけ消化を止めて

駅員 いまだけ循環を止めて

ほっそりとした菩提樹がひそかに人間のいとなみを見つめています

赤い旗を高々と掲げて

 はい、大丈夫です、みえますか、この場所・・・・

駅員はいつも場所だった

その場に立つと 駅員の身体はいくつもの線につながれた

駅員とははめこみ式の玩具なのだ

駅員の身体には 線を結ぶべきたくさんの穴が開いており

乗客の流れさえ結ぶべき動線だった

ある日 私は その動線を抜け出して

立ち止まってみる

人波のなか

立ち止まってみる

すると

はじめて

靴音の急流のなか

駅員 あなたの輪郭がはっきりと

見えた

駅員が 人間だとは 知識として知ってはいたが こうしてみると確かに駅員とは人間らしい、人間らしい・・・・

ああ、わたしも もう 動いたり 進んだり しなくても いいのです

私も わずかに 循環を 止めて・・・

 私だって いったい いつまで このまま・・・・

駅員のまなざしに

触れてみたいのです

◆   ◆

寝てばっかりです(←しつこいですね)。われながら、なんでこんなに何もしないで寝てばっかりいられるのか不思議です・・・・。

年始に、運動するぞ~とか言ったのを思い出しました。がんばらねば・・。